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令和6年度診療報酬改定  当院の施設基準・加算について

 

本年6月より診療報酬改定がありました。当院の施設基準習得と点数に関してお知らせします

 

1.時間外対応加算3(3点)

 診療所を継続的に受診している患者さまからの電話等による問合せに対し、標榜時間外の夜間の数時間は、原則として当該診療所において対応出来る体制が取られていること。休診日、深夜及び休日等においては留守番電話等により、地域の救急医療機関等の連絡先の案内を行なう等、対応に配慮すること。

 

当院での対応

 当院かかりつけで問合せのある方は、夜11時のまでの間、お名前、連絡先を留守番電話に入れて下されば、折り返し対応させて頂きます。

夜11時以降は、

・医療情報ネット(ナビイ)

・東京都保健医療情報センター   03-5272-0303

・東京消防庁救急相談センター 03-3212-2323

に相談して下さい。

 

2.一般名処方加算1(10点)

  一般名処方加算2( 8点)

 薬剤の一般的名称を記載する処方箋を交付する場合に、医薬品の供給状況等を踏まえつつ、一般名処方の趣旨を患者さまに十分に説明します。

 

3.在宅療養支援診療所

 在宅療養支援診療所とは、在宅療養をされる方のために、その地域で主たる責任をもって診療にあたる診療所のことです。

在宅療養支援診療所は、施設基準は以下の通りです。
1. 24時間連絡を受ける体制 確保

2. 24時間 往診体制

3. 24時間 訪問看護体制

4. 緊急時 入院体制

5. 連携する医療機関等へ 情報提供

6.   年に1回、看取り数等を報告している

在宅時医学総合管理料(計画的に月1~2回の訪問診察を行なう場合、月1回算定)

 機能強化した在支診:2520~5000点

 機能強化していない在支診  :2285~4500点(当院が該当)

4.在宅療養実績加算2

 在宅医療において、実績に応じた評価を行う観点から、緊急往診及看取りの十分な実績等を有する在支診・病に対する評価を充実する。

[施設基準]

過去1年間 緊急 往診 実績  4件以上 (4件)

過去1年間 在宅における看取り 実績  2件以上 (4件)

 緩和ケアに係る研修  「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会開催指針に準拠した研修」又 「緩和ケア基本教育ため都道府県指導者研修会等」を修了している常勤医師がいること。

[加算の点数]

•緊急、夜間・休日又 深夜 往診  50点

•ターミナルケア加算       500点

•在宅時医学総合管理料      50~200点

•施設入居時等医学総合管理料   40~50点

•在宅がん医療総合診療料     75点 

 

5.医療DX推進体制整備加算の施設基準(8点)

•医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施している保険医療機関です。

•マイナ保険証を促進する等、医療DXを通じて質の高い区療を提供できるよう取り組んでいる保険医療機関です。

•電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXに関する取組を実施している保険医療機関です 。

 

6.在宅医療DX情報活用加算(10点) 

•区師が居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して、計画的な区学管理の下に、訪問して診療を実施している保険医療機関です

•マイナ保険証の利用を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいる保険医療機関です。

•電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施している保険医療機関です。

 

7.医療情報取得加算・初診(3点)再診(2点)

 当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しており、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。オンライン資格確認によって得た情報(受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報)を医師が診察室等で確認できる体制を整備し、診療に活用します。また、電子処方箋の導入しています。

(今後 電子カルテ情報共有サービスも体制整い次第導入予定です)

8.外来感染対策向上加算(6点)

 当該保険医療機関内に感染防止対策部門を設置し、組織的に感染防止対策を実施する体制及び感染症の患者さまを適切に診療する体制を整備しています。

 当該医療機関の外来において、受診歴の有無に関わらず、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者さまの受入れを行う旨を公表しています。(東京都保健医療局ホームページ:感染症対策:医療措置協定参加医療機関として公表)受入れを行うために必要な感染防止対策として発熱患者さまの動線を分ける、時間的隔離で対応しています。

都知事の指定を受けた医療措置協定に基づく措置を講ずる医療機関です。

 感染症から回復した患者さまの罹患後症状が持続している場合に、当該患者さまの診療について必要に応じて精密検査が可能な専門医へ紹介します。

 

9.発熱患者等対応加算(月1回20点) 

 発熱やその他感染症を疑わせるような症状を呈する患者さまに対して適切な感染防止対策を講じた上で初診を行った場合に、更に所定点数に加算となります。

 

10.生活習慣病管理料 II(333点) 

 特定疾患療養管理料から脂質異常症、高血圧、糖尿病の3疾患が外れ、生活習慣病管理料(II)が新設されました。栄養、運動、休養、喫煙、飲酒及び服薬等の生活習慣に関する総合的な治療管理を行う旨、患者さまに対して療養計画書により丁寧に説明を行い、患者さまの同意を得るとともに、当該計画書に患者さまの署名を頂きます。

 

11.処方箋料(68点→60点)

12.地域包括診療加算1(28点)

•健康相談及び予防接種に係る相談を実施しています。

•当該保険医療機関に通院する患者さまについて、介護支援専門員及び相談支援専門員からの相談に対応しています。

•患者さまの状態に応じ、28日以上の長期の投薬又はリフィル処方可能です。

 

13.認知症地域包括診療加算1(38点) 

 認知症以外に1以上の疾病を有する患者さま(疑いは除く) 

同月に、当該保険医療機関において「1処方につき5種類を超える内服薬」「1処方につき抗うつ薬、抗精神病 薬、抗不安薬及び睡眠薬を合わせて3種類を超えて含むもの」のいずれの投薬も受けていない患者さまの場合、算定します

当院の標榜施設基準

•ニコチン依存症管理料:保険を使った禁煙外来が出来ます

•在宅療養支援診療所:計画的に月1~2回訪問診察に伺います

•がん治療連携指導料:肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、前立腺がんについて、計画策定病院と継続的に連携してがん治療をおこないます

•情報通信機器を用いた初診・再診  令和 4年 4月 1日

•外来感染対策向上加算  令和 4年 4月 1日

•オンライン資格確認に係る診療報酬 令和4年7月1日

•オンライン資格確認に係る診療報酬(改訂) 令和4年10月1日

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